SSブログ

〈 ローラ 〉 ⑨’⑩  [bokklubb(måndag]



『はじめの四年間』
『わが家への道』


キーワードは「淡々」でした。

これまで読んできた8冊とは、
明らかに雰囲気が違う2冊です。


『わが家への道』は、
ローラが書いた移住の旅日記ですが、
『はじめの四年間』でさえ、
“ ものがたり ” というよりは、
ノンフィクションとしての色彩が濃く、
だからこそ、厳しさや困難を強く感じた‥
そんな声が多かったです。


摂氏50℃の体験談が飛び出して、
おおいに盛り上がりました。


わたしは、皆さんと話していて、
ムーミンの作者トーベ・ヤンソンが書いた、
『島暮らしの記録』という本を、
ふと思い出しました。

『わが家への道』では、
気温や物の値段などの数字が、
頻繁に書かれていますが、
『島暮らしの記録』のほうも、
数字(特に印象的なのは風速)が、
たびたび出てくるのです。

日記というのは、わたしの考えでは、
気持ちや感情を書き綴るものでしたが、
どちらかというと、
日々の出来事や行動の記録なんだな
と、初めて気づいたような気持ちになりました。

「日」々の「記」録だから、「日記」
なんですね!
あるいは、「日」々の「記」述?
もっと簡単に、「日」々を「記」す。

・・ほんとに簡単。



そんなこんなで、
昨年の5月から読み進めてきた、
インガルス一家の物語のシリーズは、
今回で、すべて読み終えました。

ローラという1人の女性の人生を、
子ども時代からずっと、
結婚して、移住して、
新しい土地に落ち着くまで、
見届けたような気持ちになった。

そんな感想をいただきました。


120730_2151 Lauraノート.jpg







nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

準備中 読書会について  ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。